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プロローグ ページ10
毎日が胸熱で、毎日が青春だった高校時代。
何事も全身全霊で取り組み仲間と切磋琢磨した大学時代。
そして大人になった今も情熱は私の心で燃え続けている。
ずっと、そんな楽しい日々が続けばいい…
そう思っていたーー
”子供の命か、母親の命か”
ドラマなんかでよく聞くセリフ。
でも、出産して子供を育てる。
そのことが、どれだけ命がけのことか…
命の誕生は奇跡だ。
だからこそ生まれてくる命は大切に育てなければならないのだ。
「ご懐妊です」
そう言われた時は不安で押しつぶされそうだった。
10代の頃の若さや青春を未だ追い求める私に母親が務まるだろうか。
「やったじゃん！ありがとうA」
そう言って、優しくキスを落してくれる君となら…
「「「「「おめでとう！」」」」」
そう言ってくれる仲間がいれば…
私たちは、今日も助け合って生きていく。
子供たちと…
そして、未来と言う名の希望(青春)と共にーー
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作者名：桜桃と氷那と雛
x他3人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=inarlove
作成日時：2024年3月1日 21時
