青春をもういちど― SnowMan ― (ページ12)

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目黒家の朝① ページ12

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pipipi…pipipi))

『…んんっ…ねむっ…』

皆さん、おはようございます。

はじめまして！

目黒Aです。

現在の時刻は、6時。

毎朝、この機械音に起こされてます(笑)

いつもは子供挟んで寝てるんだけど、昨晩は、旦那さんに誘われて…ね？

まぁ、そういうことですよ(照れ笑)

『さっ、起きなきゃ…』

ダイナミックな寝相を披露する蓮の腕枕から抜け出そうとすると、ぎゅっと抱きしめられる。

蓮の寝顔に見惚れながら、試しに「おはよ」と呟いてみたけど、返事はなし…

え、無意識に抱きしめられてたの！？

てか、力強すぎて抜け出せたいのに、抜け出せないんですけど〜！！！

まぁ正直、抜け出したくはないけど、やらなきゃいけないこといっぱいなの〜！

そこから私は5分程格闘し、なんとか抜け出すことに成功！

『ほんとママは、パパに愛されすぎて困っちゃうな』

そう独り言を呟きながら着替えて
小さな口をむにゃむにゃさせてすやすや眠っている大介と康二の頭を撫でていると
大介が薄っすらと目を開けた。

『だいちゃん、起こしちゃったごめんね。まだ、おねんねしてていいよ？』

大介「んぅ…だっ…、こぉ…」

『んー？ねんねしないでおっきするの？』

大介「しゅるっ…」

眠たい目を擦りながら起き上がって、ぽやぽやで手を差し出してくる大介は、可愛すぎて敵わない…

『抱っこでリビング行こうね〜柚ちゃん待ってるかな？』

大介「ゆーちゃん！ふふふっ♪」

にこにこな大介を抱っこして、寝室のドアに手を掛ける。

すると…

康二「…んぅ、まぁま…zzz」

蓮「A…zzz」

いつのまにか康二が蓮の布団に潜り込んで、丸まる康二を布団ごと蓮が抱きしめてた。

この2人、可愛いすぎない？笑

『えーっと、私じゃないけど、まぁいっか笑』

大介「にゃす！」

そんな光景に大介と顔を見合わせて微笑んでいると…

ゆずひ「くぅん…」

大介「あっ！ゆーちゃん、おっき！だいしゅけ、おんりしゅるっ！」

『もう、勝手に降りちゃダメでしょ…ってもういないし(苦笑)』

柚陽大好きな大介は、私の腕から飛び降りてドタバタとリビングに駆けていきました。

元気なのはいいことだけど、元気すぎるから半分ぐらいその元気分けてほしいわ…

『だいちゃーん？柚ちゃんと遊ぶ前にお顔洗って歯磨きするからおいで〜』

大介「ん、しょぉーがないなぁ…」

頬を膨らます大介をハグし、私と大介の洗顔と歯磨きを済ませて朝食作りへ