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夏休みが明けて、また学校が始まる。
まわりの子たちは、なんだか髪を切ったり染めたり
イメチェンした人が結構いた。
「私も髪染めようかな…」
菜「髪染めるの?」
食堂でご飯を食べながらつぶやいたら
これまた薄めのピンクに髪を染めて可愛くなった菜月が私の声を拾った。
「うん、みんな変わってるの見て私もやりたくなった」
菜「えー美容師が近くにいるんだからやってもらいなよ」
目「何、髪染めんの?」
「何色が似合うと思う?」
ラ「ブリーチだけして金髪でも似合うと思うけどな」
菜「お揃いにしちゃう?」
目「ピンクもいいかもね」
ピンクかぁ……
ピンクと言えば、の人が翔太の友達にいるからなぁ
その人が浮かんじゃう。笑
でも、翔太の驚いた顔が見たいから…
「できれば翔太に内緒にしたいんだよねぇ」
菜「私、この前のバーベキューのときからさっくんにやってもらってて、今日行くから一緒に行ってみる?」
「え?そうだったの?でも翔太今日仕事行ってるし、いるんじゃない?」
ラ「俺もこれさっくんにやってもらった!
聞いてみよっか?今日ひとり追加できますかって」
目「ついでに翔太くんいるか確認してみたら?」
菜「普段はお店の公式LINEしか教えてないらしいんだけど、私にはAの友達だからってラウが教えてもらったの笑」
「さっくんも人気な美容師らしいもんねぇ」
ラ「女の子たちすごいもん。なんか…毎日誘われてるよね笑」
毎日誘わてるって…きっと翔太も人気なんだろうなぁ…。
ラ「あ、きた。今日予約1件ちょうどキャンセル出たから同じ時間に来ていいって!
ちなみに翔太くんは今日は美容院にいなくてクリニックの方予約パンパンだから来ることないかも、って」
菜「チャンス!!ナイスタイミングだね」
目「いいじゃん、行っといでよ!笑
俺に写真撮って送ってね」
「決まるの早すぎない?笑
まあいっか、染めちゃおーっ」
こうして翔太に秘密なヘアカラー作戦が決行。
帰りは菜月と歩いて美容院に向かう。
「なんか緊張してきた
菜月は今日何しに?」
菜「でもめちゃくちゃ楽しみだね!
私は今日色落ちとプリン化してきたから同じ色に綺麗にしてもらう!あ、着いたよー」
「お、ここか…初めて来た」
菜「初めてなの?笑
めちゃくちゃオシャレなところだよ〜」
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のりぞー(プロフ) - えええーーーー!!Σ(Д゚;/)/なんだか、悲しい…すごく続きが気になりますが、すでに泣きそうで…(>_<)更新、楽しみにしています。 (3月26日 20時) (レス) @page50 id: d71bdacb2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年2月12日 22時