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蓮side

すきだと気づいた途端、Aさんのことがもっと知りたくなった。
美味しいご飯を食べながら、お互いの自己紹介。

28歳で翻訳や通訳の仕事をしてるらしくて、今は在宅ワークがメインなんだって。
訳あって数日前に神奈川から引っ越してきたらしい。
その訳が気になるけど、話したくなさそうなので聞かない。

辰「めめ、明日早い?」
蓮「午前中からだけどそんな早くないですよ。...まって、明日全員で仕事!笑」
辰「あれ?そうだっけ。」
「お兄ちゃん、しっかりしてよ。」
辰「ごめん。そしたらさ、少し飲もーぜ。A、泊めて。」
「いーけど。ほどほどにね。軽いおつまみ出すよ。」
辰「まじ?!だいすきA〜」
「...」
辰「おい〜!!照れんなって!」
「キモイよ。」
辰「なあ、めめ、だいすきな妹が冷たいんだけど。」
蓮「...」
辰「めめもかよおお!!」
「ふふっ。」
蓮「ふはっ。」

Aさんと目があって2人で笑いあう。

辰「ふ〜ん。(ぼそっ)」

優「ごっそさま、でちた!」
「はい、よく食べました!」
優「ままあ!ひーろー!
「うん。明日、朝早いから1回だけだよ?」
優「あい!」

椅子から下ろしてもらって、すぐにテレビの前のソファに登ってソワソワしてる優真くん。
一生懸命にソファに登ってるの、かわいいんだけど。笑

蓮「テレビ?」
辰「ゆうがすきなヒーローアニメ。毎日のように見てるらしいよ。」
蓮「へえ。」

優真くんの隣に座っても俺に気づかない。笑
目キラキラさせながら夢中で見てる。かわいい。

優「ん?めーめ!」
蓮「ヒーローすきなの?」
優「うん!ゆー、ひーろーになるぅ!」
蓮「ふはっ、そっか、」
優「ヒーローなってぇ、ままっまもりゅ、ぱぱっ、めっ!」
蓮「...え?」
「っ、」

ヒーローになってパパからママを守りたいってこと?それって...

辰「...ゆう、見終わったんじゃそろそろ、寝る準備しようか。」
優「あい!」
辰「ままとたつやどっちがいい?」
優「まぁま!」
辰「うん、分かってた。」
「ゆう、おいで〜」
優「あい!たちゅ、めぇめ、おやちゅみ〜」
蓮「おやすみ...」
辰「おやすみ!」

Aさんと優真くんがリビングを出ていった。

辰「...」
蓮「...あの。」
辰「A、DVにあってたんだ。」
蓮「?!」

は?DV?旦那が??

辰「Aは、このことを話したがらない。でも、めめには知っててほしい。」
蓮「はい。」

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作者名:mia | 作成日時:2023年2月6日 7時

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