お隣さんは最年長の妹さん？！ (ページ34)

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蓮side

あの後、3人で滝沢くんの所へ。

「はじめまして、ご挨拶遅れて申しわけございません。深澤Aです。」
滝「滝沢です。退院したばかりで来てもらって申し訳ないね。」

「いえ。今回は、本当にたくさん、ご協力いただき、ありがとうございました。」
滝「アーティストやスタッフ、その家族も守るのは当たり前だから。」

優「だれ〜？」
「あ、すみません...息子の優真です。」
滝「気にしないで。可愛いなあ。はじめまして、滝沢です。」
蓮「俺の先輩だよ」
優「ぱぱの、おともらち？」
滝「ぱぱ...そうだよな、ぱぱだよな。」
蓮「嬉しくってさっき泣いてきました。」
「苦笑」

優「たっきー！」
「いや、それは、」
滝「そう、タッキー。お友達。」
優「ヒーロー？」
滝「え？」
「ヒーローだよ。ままとゆうを守ってくれたの」
優「ぱぱ！ヒーローたくさんね！！」
滝「ふはっ！笑」
蓮「そうだね。笑」

メンバーには後日、Aとゆうを改めて紹介することになった。

そして翌日。

今日は、会見を行う日。

緊張しない訳ない。

色々な声があるのは当たり前。

でも、俺には守りたい存在が出来た。

諦めるなんて、隠すなんて、俺には無理だ。

発表後、鳴り止まない携帯。
滝沢くんとメンバーしか知らないから、先輩や同期、後輩からLineや電話が凄い。

滝「もう、ニュースやSNS凄いぞ。」
蓮「一旦、見るの辞めてます。」
滝「そっか。準備はいいか？」
蓮「はい！」
辰「俺と滝沢くん居るから。」
蓮「ありがとうございます。」

よし、会見へ。