27. ページ27
蓮side
「...すき」
俯きながらそう呟いた彼女。
嬉しくてニヤケが止まらない。
蓮「ごめん、聞こえなかった」
はっきり聞こえてたのについ、意地悪を言った。
「っ、すき!!」
そしたら、大声ですきだと言ってくれる彼女。
蓮「ふふっ、」
「聞こえてたでしょ〜?!」
蓮「ごめんごめん、嬉しくてつい。」
「〜//」
蓮「ほんっと、かわいい。」
「?!?!」
耳まで真っ赤。笑
蓮「ちゃんと伝えさせて。俺と付き合ってください。」
「よろしくお願いします。」
蓮「はぁ〜!!よかったあ!!!」
「ふふっ」
力いっぱい抱きしめる。
「く、苦しい。」
蓮「ずっとこうしたかったの。我慢して。笑」
抱きしめたまま、これからの話をする。
蓮「滝沢くんにはもう伝えてある。交際の許可も貰ってる。メンバーも応援してくれてる。」
「そうなんだ...嬉しい。後で挨拶行かせてね。」
蓮「うん。行こうね。優真くんも連れて。一緒に」
「うん。」
蓮「滝沢くんが所有してる別荘を使っていいって。しばらく、そこに居て欲しい。もちろん、Aのご両親と優真くんも。先に滝沢くんの別荘に行ってる。」
「わかった。ありがとう。滝沢さんにも後でお礼しなきゃ」
蓮「俺達のこと、あいつが週刊誌に売る前に公表もしようと思うんだ。公表前に漏れないように滝沢くんが止めてくれてる。」
「え、」
蓮「会見開く」
「...あたしも出る。」
蓮「いや、危険だから。滝沢くんとふっかさんと出るよ。」
「でも、」
蓮「今はSNSとかですぐ身元がバレる。Aにもし何かあったら俺、耐えられないよ。」
1564人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:mia | 作成日時:2023年2月6日 7時