お隣さんは最年長の妹さん？！ (ページ23)

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23. ページ23

蓮side

バタバタっ
ガラガラっ

蓮「A？！」
ま「しーっ！大丈夫。落ち着いた。眠ってるだけだって。」
蓮「よ、よかった...まさやさんありがとうございます！」
ま「俺は何もしてないよ。あのさ...」

さっき起きた経緯を教えてくれた。
店の中からAが見えたけど入ってこないし誰かと口論してる様子だから外に出たら、旦那が居たと。

ま「あいつ、気をつけた方がいい。Aちゃんを自分のところに戻すためならなんでもするかもしれない。目がやばかったぞ。」
蓮「くそっ。」
ま「あと、目黒のこと調べあげてたぞ。」
蓮「！」
翔「は？」
辰「...めめ。」
蓮「はい。」
辰「今日会ったら、しばらくAに会うのは我慢して。」
蓮「え？なんで、」
辰「Aと優真とお前を守るためだよ。」
蓮「俺は大丈夫っす。」
辰「その根拠は？？」
蓮「...」

辰「両親に話して優真を連れてしばらく俺の家に居てもらう。Aも退院したら俺のところに。警備の人にはちゃんと訳を伝えて警備を厳しくして貰う。不自由だけど少しの間、A達には外には出ないようにしてもらう。滝沢くんには、今日のこと話しとくわ。それから、弁護士を通してあいつのことはあっちの両親にも話をしとく」
蓮「...」
辰「めめを守るためでもある。Aとの事バレてもいい覚悟で居てくれるのは嬉しいよ。でも、もしあいつがすぐにでも週刊誌に売ったら？俺たち特に大事な時期だろ。Aが気にする。ごめん。分かって。」

もうすぐ滝沢歌舞伎があるし、個々の仕事も決まりつつある。
ふっかさんが俺たちのことを守ろうとしてくれてる。
俺は、あれだけ守るって言ったのに...
何も出来てない。

蓮「滝沢くんには、守りたい人達がいること話してあります。」
翔「！」
辰「...知ってるよ。」
蓮「え、」
辰「すぐ、俺のところに連絡あったから。後日、会わせる予定なんだろ？？今は、滝沢くんと警察に任せよう。」
蓮「...はい。あの、滝沢くんのところ、俺も行っていいですか。」
辰「もちろん。」
蓮「まさやさん、しょっぴー。戻ってくるまでAのことお願いします。」
ま「まかせろ。」
翔「おー、行って来い。」バシッ

しょっぴーに喝を入れて貰って、ふっかさんと滝沢くんの所へ。