キミがくれたもの。2 (ページ24)

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イベントページ24

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ライブに行って疲れたのかイベント前日はよく眠れた。
朝早くにはやちゃんが迎えに来てくれて今日のイベント会場となる場所へ。

璃衣奈「ふあぁぁぁ…」

「りり、早朝からありがとう」

璃衣奈「んーん。ねぇねの為でもあるけど、勉強でもあるから！！ねぇねの専属ヘアメイクになるのに1歩近づいた！」

「ふふっ。りりが専属になるの楽しみ。」

勇斗「うわ。A絶対カーテン開けるなよ〜」

「ん？」

運転しながらはやちゃんにそう言われほんとにちょこーーーーっとだけカーテンの隙間から外を見るとずらーーーーーっと並んだ人たちの姿。

「え。これ私のイベント？」

勇斗「多分ね」

「うわぁ…ねぇ、はやちゃん。増刷って無理なの？」

勇斗「……着いたら店舗のブース借りれる時間ともろもろ聞いてみる。」

「ふふっ。ありがと。」

璃衣奈「ねぇねって…すごいね。」

「りりもありがと。その言葉嬉しい。」

裏口から車椅子でイベントのために用意して頂いた控え室にはいってりりにヘアメイクをしてもらいながら自分のサインの練習…じゃないけど、久しぶりに書くから手を慣らす。

バタバタとはやちゃんが戻ってきたと思ったら…

勇斗「A…今日元々200名の予定だったけど、もう既に300近く並んでもらってるみたいで…書店の在庫と、明日分も今日にまわして、明日分はまた事務所が手配してくれるって言うんだけど、それでも平気？」

「えー！300人…すご…ありがたいね。私は全然大丈夫。今日のSnowManのライブに間に合うなら時間の許す限りは対応できるよ。」

璃衣奈「ねぇねスゴすぎ…」

整理券終了したけど、追加分があるアナウンスはしてもらったみたいで、ファンの子達まだ並んでくれてるみたい。

書店スタッフ「結木さんおはようございます」

「おはようございます〜すみません急遽の延長、追加などもお願いしてしまって」

書店スタッフ「とんでもない！…脚の方大丈夫ですか？」

「痛みとかはほとんどなくて。動くのに不自由なだけですね笑」

書店スタッフ「なにかありましたら都度お伝えくださいね。」

「ありがとうございます。よろしくお願いいたします。」

りりにしてもらったヘアメイクも完成し、そろそろ開始になるから私もブースに移動した。