キミがくれたもの。2 (ページ14)

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挨拶ページ14

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支度も終わってロビーに向かおうとしたらちょうどはやちゃんから着いたと着電。

「りりー。はやちゃんきたから行くよー」

璃衣奈「待って待って待って」

入念に持ち物を確かめてる笑
ライブ前にラウールくんと阿部くんに会えるのに笑

璃衣奈「おまたせねぇね。」

「ふふっ笑りり、楽しそう笑」

璃衣奈「だってこれからラウちゃんとりょへくんに会えるんだよ！」

「んふふ。そうね。」

璃衣奈「はぁ…楽しみ。」

どこか夢見心地なりりに車椅子を押してもらってロビーに行くと、はやちゃんが待っててくれた。

結木マネ「お疲れ様」

「はやちゃんこそ。ありがとわざわざ。」

結木マネ「どっちにしろ明日の店舗さんとの打ち合わせ入ってて、行く予定してたし。」

「マネージャーに任せ切りですみません」

結木マネ「それがマネージャーですから」

璃衣奈「はやとさん！お久しぶりです！」

結木マネ「璃衣奈ちゃん。お久しぶりです。」

璃衣奈「ねぇね脚怪我してはやとさんも大変ですよね」

「怪我したくて私もしてないからね！？」

結木マネ「あはは。大丈夫大丈夫。それも承知で人気女優のマネージャーやってるからねぇ」

「はやちゃんも、ちょっとズレてるからね。」

結木マネ「ドーム？でいいんだよね？」

「うん。今日は蓮くんに招待されてて関係者入口で入るように言われてるからそこに着けてくれると嬉しい！」

結木マネ「了解。車椅子置いてく？」

「あー。邪魔だもんね…そうしてもいい？」

結木マネ「うん。どうせ帰りもタクシーとかでしょ？」

「その予定。」

結木マネ「璃衣奈ちゃんもいるし、大丈夫でしょ？」

璃衣奈「ねぇね任せて〜！」

2人からそう言われ、会場へは松葉杖で行くことに。
なんだかんだ話してたらあっという間に会場ついて関係者入口。りりは緊張してたけど、私が名乗るとすんなりと通して貰えた。

「りり、ちょっと待ってね。」

璃衣奈「うん」

とりあえず蓮くんに連絡…っと

A蓮くん。着いたよ。関係者入口から入れてもらった。

すぐに既読がついて

Renお疲れ。すぐ行くからちょっと待ってて?
Aはーい

ここまで来てくれるみたい。

連絡してからほんとにすぐ来てくれた。