深澤先輩！（紫）

20話 ページ20

　
　
「……え」




　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　



「…………はぁはぁ、、目黒！！！」



目黒「は？！？！」

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　


目黒の手を掴み、必死に走る。
こいつ足長すぎ！歩幅が全然違うじゃん！しんど！


　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　


目黒「……うし、取るなら1番っしょ……！！」





















目黒はそういい全速力で走り出した。
足の長さが違うんだってば！！しんど！！
でも深澤先輩との約束のため必死に食らいついて足を動かした。

















『おめでとうございます！』









　
　










そう言いながら近づいてきた係の人が持ってきた旗は…







　
　
　
　
　












「……2位…………」




目黒「………まぁ、よく走った。頑張ったよ、お前」




「………………うぅ…………」




目黒「こんなところで泣くな。またお得意のアタックで何度も聞けばいいじゃねーか」




「…………うぅぅ、、くっやしーーー！！えー！2位！そんなことある？！これ1位の展開のやつじゃん！！なんで！くそぅ！わたしの足がもっと早く動けば！！長くなれ！私の足！！」




目黒「！！びっくりした。泣いてたんじゃねーのかよ…………っふふ、そうだよな、うん、そうだな」




「え？なに？目黒？というか借りられてくれてありがとうね！！目黒足長すぎ！！でもそのおかげで2位だった！！おしかったけどありがとう！！」




目黒「お前、もっと牛乳飲め」




「むっかーー！毎朝飲んでるもんねーだ！目黒は大きすぎるんだよ！私にわけて！」


　
　
　
　
　
　
　
　

　

　
　
　

　
　
　

目黒は私の頭をよしよし撫でるとテントに帰って行った。なんだ？赤ちゃんだと思ってるのか？？そんな目黒を追いかけて私もテントに戻った。
　
　
　

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