深澤先輩！（紫）

12話 ページ12

　
　
　
「え……」
　
　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
大天使岩本さんに感謝のお祈りを捧げようとしたとき、突然深澤先輩が現れて私の頭をポンと触った。
え……あああの深澤先輩の手が！！私の頭に！！
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　


　



　
「え……ええ…え……？？」
　





深澤「おーーい、Aちゃん？おーーーい」
　


「深澤先輩の手が私の頭に…？頭にポンって…え……？？」
　


深澤「おーい、戻ってきてー。というか、それより今のなに？Aちゃんは照が好きなの？」
　


「……は！違います！断じて！！」
　


深澤「ふふ。そうだよねえ。誰が好きなんだっけ？」
　


「はい、深澤先輩が好きです！岩本先輩ごめんなさい！」
　


岩本「なんで俺振られてんの？」
　
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
えええーー！なに！なに！
深澤先輩の手が私の頭に触れた、と思ったら、今度はししししっと？！これは俗に言う嫉妬ってやつですよね？！
もしかして深澤先輩私のこと好きになってくr
　


　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
深澤「それは違うかな」
　


「そんなあ〜〜〜」
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
どうやら違ったらしい。
それでも！深澤先輩の一部が私に触れたなんて大事件！それだけでも大きな進歩！
嬉しすぎて今日は誰に何をされても怒らない自信しかない！誰でもかかってこい！！

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