鈍痛 ページ17
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(あぁ…最悪だ。)
起きた瞬間からわかる体調の悪さ。
ちゃんと自覚はある。
昨夜中々眠れなかったからだろう。
でも眠れなかったから体調を崩しましたなんて言い訳にできる歳ではない。
気の所為だと無理やり言い聞かせながらいつも通り仕事に向かう。
ーーー
ー
［先輩、顔色やばいっすよ！］
やっと来た昼休みで、ご飯を食べる気にもならずどうしようかと思っていると、ひときわでかい声で話しかけてくるのは直属の後輩。
声に反応するように痛む頭を抑えながら、「…化粧ノリが悪いだけ。」と返す。
［いやいや、そんな言い訳意味ないぐらい真っ青ですよ］
「やめて…余計体調悪くなる」
[ほら！やっぱり体調悪いんじゃないですか！もう、今日は帰ってください]
「そうしたいけど、まだ仕事残ってる。」
[そんなもん、元気なやつがやります！]
ね！っと周りに笑ってみせた後輩と他の社員の笑顔。
合わせて［お前はもう帰れ。こいつらでどうにもできないものは俺が引き継ぐから］とダメ押しの上司の言葉。
「…頼んだよ」帰り支度をしながら、隣で心配そうにこちらを伺う後輩の肩をポンッと叩き、皆に告げる。
任せろと言わんばかりの顔の皆に見送られながら会社を出た。
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のん(プロフ) - とても面白い小説ではまってしまいました。主人公の気持ちがとても切なく、共感できる素敵な主人公だなと思います。どんな結果でも幸せになってほしい！これからも応援してます。 (3月15日 16時) (
レス) id: d13a90d6ad (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - とても面白かったです。思いあってるのにすれ違ってる2人も、彼女のことを考えてくれる目黒くんも、立場を考えると切なくなります。深澤担ですが主人公がしっかりとしてるのに、段階を踏んで目黒くんの優しさに触れていく過程が素敵でした。続き楽しみにしてます。 (3月15日 4時) (レス) @page38 id: 3a34fd6c9d (このIDを非表示/違反報告)
あたりん(プロフ) - 更新楽しみにしてます！続きがとても楽しみです！ (3月13日 22時) (レス) @page38 id: 8619ea3777 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お豆腐屋さん | 作成日時：2024年3月3日 21時
